シーピー化成は、地球環境保全に貢献することも社会的使命だと考え、素材の開発から、生産、物流を見直し、食品容器の軽量化を積極的に推進するなど、地球環境負荷の軽減に取り組みます。
2019年4月8日 環境管理委員会改定
環境活動を継続的かつ全社的に推進するため、総括責任者、環境管理責任者、各部署から選任された環境管理委員会24名で構成する「環境管理委員会」を組織して環境マネジメント体制を構築しています。
各部署において取り組み目標を定め、環境管理責任者を議長とし、月一回の定例会議で進捗の審議・報告を行っています。特に優れた活動は会議で報告し、他部署への導入を推奨しています。
内部監査チームは、監査する職場以外の委員で結成され、違った目線で掲示物、活動状況など適正な活動がされているかの調査、観察を心掛けています。また、注意や指導も行い環境対策に関する知識の向上にも努めています。
世界各地で不適切に投棄されたごみ、回収フローから逸脱したごみや漁具などが海に流出し、海洋プラスチックごみの量は増え続けており、2050年には重量ベースで魚の量を上回るといわれています。当社は、海洋プラスチックごみ問題の解決に貢献するため、2軸の方向性で取り組みを行っています。
官民が連携し、業界の垣根を越えて海洋プラごみ問題に取り組む「クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA)」※の発足と同時に加盟し、部会に積極的に参画しています。海洋プラスチックごみ問題の最新動向の情報収集や各会員との情報共有を行い、3Rの取り組み強化や新素材の研究開発を推進していきます。
※海洋プラスチックごみ問題の解決に向け、プラスチック製品の持続可能な使用や代替素材の開発・導入を推進し、イノベーションを加速化するため、経済産業省が発足。498社・団体(2023年7月28日現在)が参加。
当社は、2021年から「海と日本PROJECT」※の推進パートナーとなり、河川・海岸のクリーンアップに積極的に取り組んでいます。流出したごみを回収し、海洋プラスチックごみ問題の現状を身近に感じることで、従業員一人ひとりの環境配慮に対する意識向上も図っています。
※海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人たちが「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、日本財団、総合海洋政策本部、国土交通省の旗振りのもと、オールジャパンで推進するプロジェクト。