必要なものを、必要なときに、必要な数だけ、確実にお客様へお届けするために、
安定的かつ効率的な物流ネットワークの構築に努めています。
物流サービスとSCM（サプライチェーン・マネジメント）
当社は、必要なものを、必要なときに、必要な数だけ、確実にお客様へお届けすることを物流サービスの基本としています。SCM（サプライチェーン・マネジメント）により、各物流拠点における需要予測をもとに、事前にお客様の近くの物流拠点に製品在庫を配備しています。受注が入れば、お客様から最も近い物流センターより出荷を行い、お届けまでの時間短縮を図っています。
また、配送網においても、同一エリアの荷物をまとめて配送する混載チャーター便を組むなど、効率化を推進しています。
安定した供給のために
当社では近年多発する災害に対応するため、東西での生産能力を増強し、生産互換性の向上を進めているほか、関東圏や中部圏に物流センターを設けるなど輸配送網の拡充を進めてまいりました。
貨物を積んだコンテナを列車で運ぶことができる鉄道コンテナ輸送や、2021年には、貨物を積んだトラックをそのまま運ぶことができる「RO-RO船※」による海上輸送を導入。道路を主とする交通インフラの断絶に対応するスキームを構築し、災害時の安定供給に向けた取り組みを推進しています。
※「RO-RO船」とは、ランプウェイが搭載されており、トラックやトレーラーが自走でそのまま船に乗り込め、車両をそのまま運搬できる貨物用の船舶のこと。
